ベタボン滑り&カブトムシの森再生プロジェクト
多くの皆様のご理解とご協力のおかげさまを持ちまして
美しの森幼稚園は設立50周年を迎えます。
当園の名物に「ベタベタボンボン(ベタボン)」と呼ばれる土手があります。
ここは関東ローム層の土手で、
土手滑りをするのに最高な場所です。
長年子供と保育者とソリによって、
削れに削れたベタベタボンボンでしたが、
今年、設立時に撮影されの写真から、
当初の姿に完全復活を果たしました。
復活した今では、足から頭まで泥だらけになり、
ベタベタボンボンを滑ったり登ったり、
一日中遊んで、次の日にまた遊んで、また次の日も!
毎日楽しく遊んでいます。
「本気で遊びつくす」いい環境です。
幼児期は身体を動かすことが大切ですが、
特定のスポーツを繰り返すより、
日常生活の中で、様々な動きが生じる運動が重要だと考えています。
それには滑りやすい斜面、凸凹な地面は最高の場所となります。
このベタボンの復活は、三政工業様のご協力無くしては成しえませんでした。
現場を測量し、当時の写真から復元する斜面を設計し、
子供の安全に配慮し復元する。
大変な仕事を快く受けていただいたことに大変感謝しております。
この50年で変化したのは、ベタボンだけではありませんでした。
昔はカブトムシがいっぱいいた森ですが、
近隣の都市開発に伴い、年々減少してしまいました。
私はカブトムシの森を再生させたいと思い、
8年ほど前からウッドチップや竹チップを作り
森の中に堆積させてきました。
ここ数年はカブトムシが住み着くようになり、
効果が見えてくるようになりました。
今回、この活動を園児と一緒に行いたいと考え、
三政工業様にご相談致しましたところ
「幼児教育の為なら何とかするよ」と言ってくださいました。
社長の野本様が竹チップを生産している
株式会社植照様に声を掛けていただき、
総重量にして約1トンの竹チップをご寄付いただく事になりました。
9月21日に園児らと共に竹チップ約1トンを、
森に運び込みカブトムシの幼虫が、
生息しやすい環境を整えることが出来ました。
新鮮な竹チップは、竹の香りと少し酸っぱい香りが入り混じる
独特のにおいがしました。
また発酵しており、触ると温かいんです。
私たち美しの森幼稚園は、保護者の皆様、ご近隣の皆様、企業の皆様の
ご理解とご協力をいただき、日々の保育を実践し、
時に普通ではなかなか体験できない楽しい体験を通じて、
一生忘れられない楽しい幼児期を過ごしてもらいたいと考えています。
9月30日には運動会を予定しております。
今後とも美しの森幼稚園をどうぞよろしくお願いいたします。
追伸
保護者の皆様、機会がございましたらベタボン滑りを一緒に楽しみませんか?
ご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。
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