今週は終わりと始まり。
令和2年度から令和3年度へ新しい年度がスタートしました。
どうぞ、宜しくお願いします。
💛あったかエピソード
3月31日は、はまのこ(預かり保育)の今年度最終日でした。
年長さんは卒園式後も通っていましたので、本当にホントの幼稚園最後の日となりました。
「本当に良く遊んだね」と送り出す保育者も保護者の方々も、そして、子ども達も大変名残惜しい一日になりました。
夕方、帰りに、はまのこのお部屋に寄った時のことです。
ある男児が帰り際に、「園長先生のバックにツル、入れといたよ」と抱き着いて来て小さな声で教えてくれました。
続けて「だって、あげたかったから・・・」。
慌ててバックの中身を確かめると、きちんと折られた小さなピンク色の折り鶴が入っていました。
「ありがとう、大切にするね」と答えましたが嬉しさで声が詰まりました。
この子は感謝の思いを形にして、お世話になった先生達に伝えたかったのでしょう。
この子だけでなくみんなの心が育っています。
子どもって素晴らしい、すごい力を持っていて、時になかなか見えないけれども何かのきっかけでぐんと現れてくるものだと彼らを見ていて思っています。
そして、それは遊びを通してなされることだと私は確信しています。
子どもの遊びは真剣そのものです。
毎日毎日、虫探し、ベーゴマ、一輪車、鉄棒、カプラ、編み物、サッカーやリレーごっこドッチボール、怪獣ごっこ、砂場遊び、泥遊び等々もっとたくさんの遊びに仲間とともに夢中になっています。
年少から年中、そして、年長の6歳頃には体と共に見えないけれども”心”がとても大きく成長してきます。
人としての根っこ、人格の中心と言われるものがしっかりと出来上がっているように感じます。
大げさに言えば、人としてこちらが反省させられるような・・人格が育っています。
私たちは、その様子を目の当たりにして驚きと感動でいっぱいの毎日を過ごしてきました。
”遊んで育つ”子ども達の様子をブログでお伝えしています。
今後も、美しの森の環境の中での子どもの遊びの様子をできるだけわかりやすく、そして、同時に遊びの意味などもお伝えできればと思っています。
引き続き、ご覧いただけましたら幸いです。
4月1日
はまのこの先生の感想です。
昨日までの年長さんと過ごした日々では、1日1日が本当に長く、たくさんのことを一緒に経験したり、
園内の花、木々が子ども達を待っています。
みんな元気に来てください。
蓮華
たんぽぽ
桃
梅の実
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